医療法人社団 慈泰会 立川皮膚科クリニック

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医療コラム

「第102回 アトピー性皮膚炎」 2020年6月26日付 「リビング多摩 」に掲載されました

アトピー性皮膚炎がなかなか治りません
非ステロイド性の外用薬が承認されました

おさまったと思ったらまたかゆみのある湿疹が出て…を繰り返すアトピー性皮膚炎の症状と治療について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で、立川皮膚科クリニック院長の伊東秀記先生に聞きました。

―どんな症状ですか?

「アトピー性皮膚炎は、バリア機能の低下、皮膚の乾燥皮膚への刺激や、アレルギー反応によって起こります。かゆみのある湿疹が良くなったり、悪くなったりを慢性的に繰り返します。赤みがある、ジクジクして引っかくと液体が出てくる、ささくれだって皮がむける、長引くとごわごわと硬くなって盛り上がるなど、症状はさまざまあり、個人差もあります。左右対称にできることが多く、目のまわり、おでこ、口のまわり、耳のまわり、手足の関節の、わき、首内側などに多く出ます。」

―治療方法を教えてくだい

皮膚のバリア機能を補う治療( 保湿)ステロイド抗炎症性外用薬や抗アレルギー剤を使用し、かゆみや炎症を抑える治療を行います。細胞内の免疫活性シグナル伝達に重要な役割を果たすJAKの働きを阻害し、免疫反応の過剰な活性化を抑制する非ステロイド性の外用JAK阻害剤『デルゴシチニブ軟膏』が今年1月に承認・保険適用され6月24日より処方が可能になりました。タクロリムス軟膏以来20年ぶりとなる非ステロイド外用薬で使用は成人のみに限られますが、治療の選択肢が広がりました。詳しくは、皮膚科の医師に相談してください。」

20200626立川皮膚科クリニック様_第102回

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