医療法人社団 慈泰会 立川皮膚科クリニック

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医療コラム

「第110回 尋常性白斑」 2021年2月26日付 「リビング多摩 」に掲載されました

顔に白い斑点ができ、大きくなってきました

尋常性白斑は外用薬や光治療を行います

顔や手、体の一部に白い斑点ができ、広がっていく場合があります。この症状について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で立川皮膚科クリニック院長の伊東秀記先生に聞きました。

―この症状について教えてください

 「他の皮膚と比べ、あきらかに白い斑は“白斑”の可能性が高いです。今まで皮膚の色の差がなかった部分が白くなる多くは“尋常性白斑”と思われます。色素のもととなるメラノサイト(色素細胞)が減少したり、消失することによって皮膚の色が白くなっていきます。体のあちこちに白斑ができる非分節型、神経支配領域に沿って体の片側にできる分節型、どちらにも当てはまらない未分類型の3種類があります。白斑部分が徐々に広がっていく場合も多くみられます」

―原因は何ですか?

 「メラノサイトに対する自己免疫疾患が関わっていると考えられています。強いストレス、火傷、日焼け、強い摩擦などによって発症する場合もあります」

―治療法は?

 「ステロイドの外用やタクロリムスなどの免疫抑制剤での治療のほか、光療法(紫外線療法)の一つナローバンドUVBや局所紫外線照射療法(エキシマランプ)を行います。また2019年から保険適用となった高輝度のエキシマレーザーを照射します。

 白斑は尋常性白斑のほか、老人性白斑といった似た病気やほかに注意すべき疾患、例えば膠原病や円形脱毛症、薬剤や化学物質による脱色素斑があります。白斑に気がついたら、まずは皮膚科の医師に相談してください」

202100226立川皮膚科クリニック様_第110回

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