医療法人社団 慈泰会 立川皮膚科クリニック

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医療コラム

「第43回重度原発性腋窩多汗症の症状」2015年7月18日号の「リビング多摩」に掲載されました。

ワキ汗がひどく夏を過ごすのがゆううつです
重症の多汗症には「A型ボツリヌス毒素」治療を

ワキからの発汗量が非常に多く、悩んでいる人がいます。この症状について、立川皮膚科クリニックの伊東秀記先生に聞 きました。
「病気など特別な原因がないのにワキに多量の汗をかく症状を〝重度原発性腋窩(えきか)多汗 症〞といいます。脇の下には汗腺(エクリン汗腺・アポクリン汗腺)が多く存在しますが、体温調節を担うエクリン腺からの
汗が必要以上に多いことによる疾患です」

―症状は?
「気温の上昇と緊張やストレスの相互作用で大量の汗をかき、人目を気にすることでさらに汗をかきます。Tシャツがびっしょりになる、洋服の汗じみがひどく外出がゆううつになる、営業や接客の仕事に集中できなくなるなど、日常生活に支 障があれば治療開始を」

―治療法は?
「〝A型ボツリヌス毒素注射〞による治療法があります。ボツリヌス菌が つくる天然のたんぱく質を有効成分とするA型ボ ツリヌス毒素をワキの下に直接注射して、交感神経から汗腺への刺激の伝達をブロック。汗腺の働 きを弛緩させる治療法です。年に1回〜2回、繰り返し注射が必要です。毎年夏になると症状がひどくなる人は皮膚科の医師に相談を」

20150718_PDF

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