「第45回肝斑の皮膚症状」2015年9月19日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第45回肝斑の皮膚症状」2015年9月19日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第45回肝斑の皮膚症状」2015年9月19日号の「リビング多摩」に掲載されました。

肝斑と診断されました 治療法は?
内服薬の処方やレーザー治療を行います

 30代以降の女性に多くみられる目の下のシミに「肝斑」があります。この症状について「立川皮膚科クリニック」の伊東秀記院長に聞きました。
「肝斑は目の下、頬、口の周辺などに広がり、左右対称にでる傾向があります。
境界がぼやけた薄茶色の広がりで、見た目では他のシミやそばかすと間違えやすく
特にADM(後天性真皮メラノサイトーシス)との判別が難しいのが特徴です」

̶原因は何ですか?
 「生理前や妊娠中に色が濃くなることがあり、女性ホルモンバランスの崩れが原因と
いわれています。強い紫外線やストレスも影響します。過度のクレンジングや不適切な
スキンケアなどによる色素沈着も原因とされています」

̶ 治療法は?
 「肝斑には、メラニン生成を抑制するトラネキサム酸、ビタミンCの内服薬や
ハイドロキノン外用薬を処方します。
レーザー治療(自由診療・標準費用1万6000円)もあります」

̶ 治療上の注意点は?
 「ほかのシミと混在しているときは肝斑の治療を優先するのがポイントです。
また、肝斑治療を3カ月ほど続けても効果が表れない場合は、診断の見直しが必要な
場合もあります。皮膚科の医師に相談を」

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