「第49回じんましんの発症のしくみ」2016年1月23日号「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第49回じんましんの発症のしくみ」2016年1月23日号「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第49回じんましんの発症のしくみ」2016年1月23日号「リビング多摩」に掲載されました。

じんましんが治りません。治療法を知りたいです
原因が不明のことも 抗ヒスタミン剤を処方します

皮膚の一部が赤く盛り上がり、激しいかゆみがある「じんましん」。その原因と治療法を「立川皮膚科クリニック」の伊東秀記先生に聞きました。
  「ほとんどの〝じんましん〞は、突然現れ数時間か1日程度で症状がおさまるのが特徴ですが、患者の約 50 %は3カ月から1年にわたって発症を繰り返すことがわかってい ます」
―原因は?
「何らかの刺激により、マスト細胞内に蓄えられ ているホルモン〝ヒスタミン〞が放出されます。ヒスタミンはヒスタミン H1受容体と結合し、血管を拡張させることによってじんましんを発症します。
  〝じんましん〞を発症させる刺激として食物、寒冷、日光などが考えられます。ちなみに〝寒冷じんましん〞は冬の寒さが原因ではなく、冷たい床や風に触れることが刺激 となります。原因が多岐にわたり、特定が困難なものを〝突発性じんましん〞といいます」

―治療法は?
「抗ヒスタミン剤の内服薬を処方します。自分の判断でかゆみ止めなどのぬり薬を使うのは禁物です。皮膚科の医師に診断を受けましょう」

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