赤ちゃんに真っ赤に盛り上がったアザがあります
イチゴ状血管腫の疑いがあります

赤ちゃんの体にアザがあると気になるものですが、なかでも真っ赤に盛り上がってくる
タイプは心配ですね。
この症状について「立川皮膚科クリニック」の伊東秀記院長に聞きました。
「生後数週間後の新生児のころ、１〜２週間で急激に大きくなる赤いアザをイチゴ状血管腫といいます。
患部はわずかに隆起するだけのこともありますが、真っ赤に盛り上がって、表面がボコボコしたイチゴ状のアザになる場合もあります。生後６カ 月ごろに最も大きくなります」

̶ 原因は？
　 「赤ちゃんの未熟な毛細血管が、なんらかの理由で皮膚の表皮に近いところで異常に増殖してしまうことが原因です。そのため成長につれて自然に治癒することもありますが、跡が残る場合もあります」

̶ 跡を残さないための治療法は？
「血管腫にレーザーを照射して異常な毛細血管を小さくし、目立たなくさせます。
血管腫の成長を抑えることがレーザー治療のポイントなので間隔を開けて数回照射します。治療を進めるかどうかは医師と相談を」

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