「第54回陥入爪と巻き爪の症状」2016年6月18日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第54回陥入爪と巻き爪の症状」2016年6月18日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第54回陥入爪と巻き爪の症状」2016年6月18日号の「リビング多摩」に掲載されました。

足指の爪が肉に食い込んで痛みます
陥入爪(かんにゅうそう)の疑いがあります

足指、特に親指が痛むことがあります。
この症状について日本 皮膚科学会認定皮膚科専門医で立川皮膚科クリニックの伊東秀記先生に聞きました。
「爪の先端の角の部分が、内側に曲がって肉に食い込んでいることがあり、このような
症状を陥入爪といいます。原因としては、サイズの合わない靴を履くことや、体重増加
などがありますが、深爪、とくに爪の角を切りすぎることも原因のひとつです。
軽症では圧迫による痛み、さらに爪が皮膚に陥入すると、周囲が腫れて痛みが増強
します。さらに進むと細菌感 染により、爪が陥入した部分にじくじくした化膿性肉芽腫
ができ、激しい痛みで歩行に困難をきたすこともあります。類似の疾患として爪が皮膚を
巻き込む〝巻き爪〞があり ます」

̶ 治療法は?
「患部の周りをテーピ ングで除圧、感染を伴う炎症があって痛い場合は、抗生剤の内服、または手術を行います」

̶ どのような手術です か?
「化膿性肉芽腫がある場合は取り除いてから、 陥入した部分の爪を取り除く手術をします。手術 法にはフェノール法、鬼塚法、児島法などがあります。皮膚科の医師に相談を」

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