「第55回爪水虫の症状」2016年7月9日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第55回爪水虫の症状」2016年7月9日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第55回爪水虫の症状」2016年7月9日号の「リビング多摩」に掲載されました。

足指の爪が白く濁ってボロボロと欠けてきました
白癬菌が原因の「爪水虫」の疑いがあります

足の爪が厚くなって白濁し、ボロボロに―、そんな症状について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記先生に聞きました。

「白癬菌による感染症の〝爪水虫〞と思われます。〝水虫〞を発症する白癬菌が爪の
中まで進入したもので、水虫がいつまでたっても治らない人は爪からの感染を繰り返して
いる可能性があります。
一番多いのは①のタ イプです(表参照)。水虫が〝風邪〞なら爪水虫は肺 炎に
かかったような状態で治療を開始しても患部に正常な爪が生えるのは6 カ月以上
かかります。 感染した爪から白癬菌が股や腹部、頭部まで感染することもあります」

―治療法は?
「抗菌薬の塗り薬と内服薬を処方します。内服薬は、他の薬との飲み合わせなどを
チェック、副作用の確認のため血液検査も。さらに患部の爪を切り取る処置をすること
もあります」

―他人に感染しますか?
「家庭内で使用するバスマットに白癬菌が増殖し、家族に感染することもあります。
早めに治療を開始しましょう

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