「第87回 じんましんの症状」2019年3月9日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第87回 じんましんの症状」2019年3月9日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第87回 じんましんの症状」2019年3月9日付 「リビング多摩 」に掲載されました

じんましんを繰り返し発症します。治療法は?

抗ヒスタミン剤やH2ブロッカーを処方します

突然、皮膚の一部が赤く盛り上がり、かゆみを伴う「じんましん」。その原因と治療法を「立川皮膚科クリニック」の伊東秀記先生に聞きました。

―症状は?

「皮膚が虫刺されのような状態に盛り上がり、強いかゆみがあります。 数時間から1日程度で症状が治まるのが特徴ですが、急性と慢性の2種類があり、慢性の場合は数
カ月から数年にわたって発症を繰り返します」

―原因は?
 「約6割が特発性で、原因がはっきりとしない場合が多いです。ストレスや疲労、食べ物、寒冷、日光や、アレルギー反応で起こる場合も多く、原 因は多岐にわたります。これらの刺激により、マ スト細胞内に蓄えられているホルモン”ヒスタミ ン”が放出され、H1受容体と結合し、血管を拡張させて皮膚が腫れ、皮膚の知覚神経を刺激することで、強いかゆみを生じさせます」

―治療法は?
 「抗ヒスタミン剤の内服薬を処方し、効果が不十分な場合は、内服時間を変えたり、H2ブロッカーを処方します。自分の判断でかゆみ止めなどの塗り薬を使用せず、皮膚科の医師に相談を」

20190309立川皮膚科クリニック_第87回