「第11回粉瘤」2012年11月3日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第11回粉瘤」2012年11月3日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第11回粉瘤」2012年11月3日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。

ニキビだと思っていたものが大きくなって腫れてきました
「粉瘤」の可能性があるので早めの受診を

 
ニキビのようなおできが次第に大きくなり、腫れたり熱を持ったりを繰り返すことがあります。
 
病名や治療の方法について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記院長に聞きました。
 
「おできの中央に小さな黒い点が認められれば、表皮にあった皮膚の古い角質(垢)が真皮内にできた袋にたまって、しこり状になった〝粉瘤(ふんりゅう)〟と思われます(図参照)」

―放っておくとどうなりますか?
 
「新陳代謝に伴い次第に大きくなり、化膿する場合があります。赤く腫れあがり、強い痛みが伴います。自分でつぶすと悪臭のする豆腐のカス状のものが出てきますが、細菌感染してさらに悪化するので、自己判断での処置は禁物です」

―体のどこにできますか?
 
「顔、肩、背中、お尻など。背中やお尻にできると見逃して悪化することが多いです。耳の入り口周辺にできることも」

―どのような治療法がありますか?
 
「一般的な外科的手術や、〝トレパン〟という円い小さいメスで患部の中心をくり抜き、皮下にできている袋を取り除きます。炎症を起こす前に治療することが大切です。治療内容は皮膚科の専門医に相談してみてください」
2012年11月3日付 「リビング多摩」に掲載されました。