「第4回ほくろ」2012年4月14日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第4回ほくろ」2012年4月14日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第4回ほくろ」2012年4月14日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。

「ホクロが前より大きくなり心配なのですが」
皮膚科の診察を受け、病理検査で診断を

 
顔のまわりや手足など、目立つところにあると気になるホクロ。立川皮膚科クリニックの伊東秀記院長に聞きました。
 
「ホクロという呼び方は俗称で、医学的には〝単純黒子〟〝色素性母斑〟と呼ばれる良性の腫瘍です。多くの人にはホクロ
があり、もっともポピュラーな皮膚の腫瘍です。ただ、まれにホクロと思われていたものが「悪性黒色腫(メラノーマ)」などのガンである可能性があるので、治療に当たっては、きちんと診断しておく必要があります」

―どのように診断するのですか?
 
「医療用の拡大鏡で皮膚を拡大して視診します。さらに、切除した組織を病理検査に出して、良性か悪性を確認します。質問のように急に大きくなってきた場合や、形が非対称形、イレギュラーな場合、色がしみだしている時は、一度検査を受けられることをおすすめします」

―ホクロの除去にはどんな方法がありますか?
 
「ホクロのタイプを特定し(右図参照)、診断のうえ、良性であれば手術で切除します。小さいものであれば5分程度で終わり、細胞が取りきれると再発することはありません。組織が表皮のみのタイプや、真皮におよぶものがあり、タイプによってはレーザー治療(自由診療・標準費用1㎜8000円)という選択肢もあります。ただし、青みがかった色の〝青色母斑〟などのホクロは注意が必要です。レーザー治療でいったん除去できても、再発を繰り返すタイプです。ホクロのレーザー治療は、皮膚科の医師に相談して、診断を受けてからがよいと思います」
ホクロ」