「第8回帯状疱疹」2012年8月1日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第8回帯状疱疹」2012年8月1日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第8回帯状疱疹」2012年8月1日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。

今までできたことのない痛みのある発疹が出ました
帯状疱疹は体の片側にでるのが特徴

痛みのある発疹について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記院長に聞きました。
「発疹に痛みがある場合、帯状疱疹が疑われます。視診で診断できます。原因は〝水痘・帯状疱疹ウイルス〞です。子供の
ときに発症した水ぼうそうのウイルスが体内の神経節に残り、成人になって再活性化して帯状疱疹として現れます」

―どのような症状ですか?

「神経節に沿って発症 するので、発疹が体の片側だけなのが特徴です。まれに痛みのない人もいます。何日か前に痛みを
感じた場所に発疹が出ることもあります。耳の中や口の中に発症するケースでは顔の三叉(さんさ)神経を刺激し、治癒後に
顔面神経マヒを起こすこともあります。また鼻の頭の発疹に加え、片目が充血してきた時も早めに受診してください(図参照)」

―どのような治療法がありますか?

「坑ウイルス薬と痛み止めの飲み薬を処方します。発疹出現後、72時間以内に服用開始することが重要です」

―発症しやすい人はいますか?

「50歳を超えると患者数は増え始めます。正月明けや、お盆休み明けなどの疲れた時に多く発症する傾向があることから、体の疲れのバロメーターともいわれています。高齢者では治癒後も〝帯状疱疹後神経痛〞として疼痛が残ることがあります。痛みのある皮疹が出た場合は、医師に相談してみてください」
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