「第129回 重症の多汗症治療」 2022年9月30日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第129回 重症の多汗症治療」 2022年9月30日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第129回 重症の多汗症治療」 2022年9月30日付 「リビング多摩 」に掲載されました

家族に指摘されるほどワキ汗がひどいのですが…重症の多汗症治療の選択肢が広がりました

自分では気をつけているものの、季節に関わらず家族にも心配されるほどワキ汗がひどい…。

 この症状について日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で、立川皮膚科クリニック院長の伊東秀記先生に聞きました。

―症状は?

 「ワキの下には汗腺が多く存在します。だれでも体温調節をする汗腺・エクリン腺から汗がでますが、他に病気などの原因がないにも関わらず、洋服がびっしょりになるほどの汗が出る場合は、“原発性腋窩(えきか)多汗症”かもしれません。これは、緊張や精神的なストレスと気温や体温の上昇による相互作用によるものです。人によっては、汗ジミを家族に指摘されたり、それが気になって外出や仕事で人と会うことが億劫になるなど、日常生活に支障をきたすこともあります」

―治療法は?

 「近年、原発性腋窩多汗症の治療薬として承認された薬が増えました。昨年は、ソフピロニウム臭化物ゲル製剤が、また今年はグリコピロニウムトシル酸塩水和物ワイプ製剤が保険適用となりました。どちら抗コリン作用を持つ外用薬で1日1回ワキに塗布します。

 このほか、年に1~2回、ワキの下に “A型ボツリヌス毒素”を直接注射して、交感神経から汗腺への刺激の伝達をブロックし、汗腺の働きを弛緩させる治療(保険適用外。1回2万4000円~万円)もあります。

 ライフスタイルによって治療方法を相談できますので、ワキ汗で悩んでいるなら、皮膚科の医師に相談してください」

20220930立川皮膚科クリニック様_第129回