「第132回 老人性色素斑」 2022年12月16日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第132回 老人性色素斑」 2022年12月16日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第132回 老人性色素斑」 2022年12月16日付 「リビング多摩 」に掲載されました

頬の辺りのシミの色が濃くなったみたい…気になる“老人性色素斑”は治療できます

鏡を見る度に気になる頬の辺りに浮かび上がってきたシミ、そういえば手の甲にも。歳をとったせいだわとガッカリしてしまいますが、治せるものなら治したい…。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニック院長の伊東秀記先生に聞きました。

―シミとは?

 「日光を浴びる機会が多い部分、頬や手の甲などに現われる肌の色よりもやや濃いシミの多くは“老人性色素斑”と呼ばれるもの。人によっては20代でも見られます」

―原因は?

 「長期間紫外線に当たると、皮膚表面のメラニン細胞が活性化し、過剰に色素が作られます。通常なら古い細胞と共にメラニンも剥がれ落ちるのですが、新陳代謝が落ちて再生サイクルが乱れるとメラニンが滞り、そのまま沈着してシミになってしまいます」

―治療法はありますか?

 「シミはレーザー照射で治療できます。自由診療で、当院では1㍉3300円。照射後徐々に落ち着いてきますが、一時再び色が濃く見えることも。気になる場合は再度照射も可能です。ただ、やけどや打撲などによる炎症後色素沈着にレーザー治療はできません。中には「基底細胞がん」や「悪性黒色腫(悪性黒子)」などの皮膚がんの場合もありますから、一度皮膚科で相談して下さい」

20221216立川皮膚科クリニック様_第132回