「第66回ネコノミ症の症状」2017年6月10日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第66回ネコノミ症の症状」2017年6月10日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第66回ネコノミ症の症状」2017年6月10日号の「リビング多摩」に掲載されました。

ひざ下の虫刺され様のポツポツがかゆくてたまりません
ネコノミ症の可能性があります

園や芝生のある場所などに出かけて家に帰ってきた時、ひざ下に何かに刺されたような
赤いポツポツがあるのに気づくことがあります。
この症状について、立川皮膚科クリニックの伊東秀記院長に聞きました。
「刺された部位がひざ下に集中していて、複数個所の場合〝ネコノミ症〞の可能性があります。ネコノミは主に野良猫に寄生し、5月〜11月の暖かい季節に活動期を迎えま す。体は1〜3㎜と小さいのですが、約30㎝のジ ャンプ力があります。人の足、特にひざ下を狙って吸血するので、ひざより下に刺された跡が集中します。刺されてすぐで はなく、ある程度時間が経ってから、発疹やかゆみが出ることもあります」

―症状は?
「かきむしりたくなるような、強いかゆみがあります。刺された跡は赤くはれたり、
水ぶくれになることもあります。蚊に比べてかゆみが強く、何度もぶり返してかゆくなります。水ぶくれをつぶしたり、かき壊したりすると、跡が残ることも」

―治療法は?
「抗アレルギー剤の内服薬と、抗炎症効果のあるステロイド剤の外用薬を処方します。
症状が重い時は、ステロイド剤の内服薬を処方します。たかが虫刺されと思わず、皮膚科の医師に相談を」

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