「第93回 多汗症」 2019年9月13日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第93回 多汗症」 2019年9月13日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第93回 多汗症」 2019年9月13日付 「リビング多摩 」に掲載されました

ワキ汗がひどく洋服のシミが気になります
多汗症には「A型ボツリヌス毒素」治療があります

洋服の汗ジミが気になるほど、大量のワキ汗をかく。この症状について日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で、立川皮膚科クリニック院長の伊東秀記先生に聞きました。

―症状は?
「ワキの下には汗腺が多く存在しますが、他に病気などの原因がなく、体温調節を担うエクリン腺から多量の汗をかく症状を“原発性腋窩(えきか)多汗症”といいます。緊張や精神的なストレスと気温や体温の上昇による相互作用で洋服がびっしょりになるほどの汗をかきます。人によっては汗ジミが気になって外出や仕事で人と会うことが憂鬱になるなど、日常生活に支障をきたす場合も」

―治療法は?
「外用薬の“塩化アルミニウム液”(保険適用外。4500円~5500 円)を塗布しますが、持続期間が短く、かぶれを起こす場合があります。 また年に1~2回、ワキの下に “A型ボツリヌス毒素”を直接注射して、交感神経から汗腺への刺激の伝達をブロックし、汗腺の働きを弛緩させる治療(保険適用外。1回 2万4000円~6万 円)もあります。ワキの下の汗で悩んでいるなら、まずは皮膚科の医師に相談を」

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