「第10回脂漏性角化症」2012年10月6日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第10回脂漏性角化症」2012年10月6日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第10回脂漏性角化症」2012年10月6日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。

シミだと思っていたものが盛り上がってきて気になります
「老人性イボ」であれば液体窒素凍結療法があります

 
急にシミのようなものが増えてきて、その部分の皮膚が少し盛り上がってくることがあります。
病名や治療の方法について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科の伊東秀記院長に聞きました。
 
「病名としては〝脂漏性角化症〟、〝扁平苔癬(へんぺいたいせん)様角化症〟や、悪性腫瘍の〝日光角化症〟などが疑われます。
 
診断には目視とダーモスコピー検査(皮膚内の色素分布を詳細に観察できる特殊な拡大鏡を使った検査)をします。
 
診断で〝脂漏性角化症〟であれば、俗称で〝老人性イボ〟と呼ばれる良性の腫瘍です。ウイルス性ではないので他人には感染しません。老人性とはいえ、早い人では30代から発症します。主に顔、手、頭皮、背中、お腹まわりなどに、肌色~褐色
の大小の斑点が現れます」

―どのような治療法がありますか?
 
「皮膚の上皮に限った症状なので、シミのようにレーザー治療の必要はなく、液体窒素による凍結療法(保険診療)で対応します。
 
そのほか切除手術、炭酸ガスレーザーによる治療もあり、イボの大きさや数によって治療内容が変わります。皮膚科の医師に相談してみてください」
2012年10月6日付 「リビング多摩」に掲載されました。