「第5回しわ」2012年5月12日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。
- 2016年6月29日
- 一般皮膚科
「履歴書用に撮った顔写真にシワが目立って気になるのですが」
シワのタイプによって治療法が異なります
顔のシワは場所によっては不機嫌に見えたり、実年齢より上に見られたり、気になりますね。シワの治療について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記院長に聞きました。
「シワには〝静止ジワ〟と〝表情ジワ〟があります。〝静止ジワ〟は、ほうれい線やマリオネットラインなど、長い年月をかけ
て深くなったシワを指します。〝静止ジワ〟の原因の1つは、加齢とともに減少するコラーゲンの量。肌の弾力が弱まり、たるみを促進させます。〝表情ジワ〟の代表的なものが眉間のシワ、目のまわりのシワで、同じ表情を繰り返すことによってできるシワです」
2012年5月12日付 「リビング多摩」に掲載されました。
―シワの治療にはどんなものがありますか?
「シワのタイプによって治療法が異なります。眉間の表情ジワには、A型ボツリヌス菌注射による治療があります(自由診療・1回4万2000円から)。静止ジワには光・レーザー治療などがあります(自由診療・1回1万500円から)」
―治療を受けるうえで注意することは?
「治療のタイミングや、どの程度目立たなくするかを医師と相談し、効果の持続期間を理解したうえで治療を受けるとよいでしょう」