「第7回たるみ」2012年7月14日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。
- 2016年6月29日
- 一般皮膚科
40歳過ぎから顔のたるみが気になり始めました
たるみは30代以降からできやすくなります
最近、目尻や、目元、口元、ほほなど顔のたるみが気になって、鏡を見るのがゆううつ…。 また、肌を出す洋服を着る機会の増える夏、首のたるみも、気になりますね。 たるみの原因と治療について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川
皮膚科クリニックの伊東秀記院長に聞きました。
「たるみとは、皮膚の弾力が減退し、重力の方向に向かって下垂する皮膚の老化現象です。肌老が始まる30代以降からできやすくなります」
―たるみの原因は?
「加齢や紫外線、乾燥などによる〝皮膚の弾力の低下〞〝皮下脂肪の増加〞〝表情筋の衰え〞によってたるみができます。皮膚の脂肪層を結ぶ繊維のゆるみも原因です。たるみは、シワやシミと違って程度が軽いうちは目立ちにくいものです。ただ、目尻のシワやほうれい線、首のシワは、たるみが進行したものといえます」
―たるみを目立たなくする方法はありますか?
「美容的観点で治療したい場合は、レーザー照射治療があります(1回3万1500円・自由診療)。たるみの程度により、当院ではレーザー機器を必要に応じて使い分けます。どの程度までたるみを戻したいのかによって治療方法や、治療の回数が異なるので、皮膚科専門医に相談してみてください」