「第12回汗管腫」2012年12月1日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第12回汗管腫」2012年12月1日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第12回汗管腫」2012年12月1日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。

目の下の肌色のポツポツが増えてきて気になります。
汗管が増殖してできた「汗管腫」の疑いがあります。

 
目のまわり、特に目の下にほぼ肌の色と同じ色の、平らに盛り上がったポツポツが多数できることがあります。
 
病名や治療の方法について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記院長に聞きました。
 
「発生部位が目の回りで大きさが1~5㎜ぐらい、左右対称に発生していれば汗管腫(かんかんしゅ)と呼ばれる良性の腫瘍と思われます。年齢とともに数が増え、大きくなります。視診で診断できます」

―目の回り以外にもできますか?
 
「眉間やこめかみ、まれにお腹や背中にできることもあります」

―ぬり薬で治療することはできますか?
 
「この腫瘍は、皮膚の真皮内にある汗を出す汗管が増殖してできたものです。表皮の下の真皮内に、おたまじゃくし様の組織ができ(上図参照)、それが表皮を持ち上げて症状が出ます。表皮に薬を塗っても効果はありません。 

一般的に真皮が主病変なので〝皮膚のでっぱり〟だけを治療するのではなく、真皮までの治療が必要になります。詳しくは、
皮膚科の医師に相談を」
2012年12月1日付 「リビング多摩」に掲載されました。

汗管腫