「第50回口唇ヘルペスの症状」2016年2月20日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第50回口唇ヘルペスの症状」2016年2月20日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第50回口唇ヘルペスの症状」2016年2月20日号の「リビング多摩」に掲載されました。

くちびるに水ぶくれが繰り返しできます 治療法は?
口唇ヘルペスには抗ウイルス薬の飲み薬を処方

くちびるの周囲に小さな水ぶくれができて、再発を繰り返すことがあります。
この症状について、「立川皮膚科クリニック」の伊東秀記院長に聞きました。
「この症状は〝口唇ヘルペス〞と思われます。単純ヘルペスウイルスⅠ型またはⅡ型の
感染が原因で起こります。このウイルスの特徴は、幼児期に感染し抗体ができた後でも
機会があれば再発を繰り返すこと。再発の場合は図のような経過をたどります」

―再発の原因は?
「感染後のウイルスは、頚部の三叉(さんさ)神経節に潜伏して人間と共存しています。
体の免疫力が低下すると、ウイルスが他へ移ろうとして再活性化し、口唇ヘルペスなど
として現れます」

―治療法は?
「再発のきざしに気づいたら、すぐに医師の診断を受けましょう。
初期段階に抗ウイルス薬の飲み薬を服用することが重要です。
症状が出 始めのウイルスが活性化しているときが治療のよい機会です。
また、最近は若者の半数程度が抗体を持っていないので、初感染すると重症化(水疱の
多発、発熱、あごの下のリンパ節の腫れなど)することがあり注意が必要です」

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