「第81回毛孔性苔癬の症状」2018年9月15日号の「リビング多摩 」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第81回毛孔性苔癬の症状」2018年9月15日号の「リビング多摩 」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第81回毛孔性苔癬の症状」2018年9月15日号の「リビング多摩 」に掲載されました。

二の腕のブツブツが治らず気になっています
毛孔性苔癬かもしれません

思春期のころ、二の腕 や太ももの皮膚に小さな ブツブツとした丘疹がたくさんできることがあり ます。この毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)の症状や治療方法について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で、立川皮膚科クリニック院長の伊東秀記先生に聞きまし た。

—どんな病気ですか?
「毛孔性苔癬は、皮膚 のターンオーバーの乱れにより、古い角質が毛穴 に詰まって角栓となり、 皮膚の表面にザラザラとした皮疹の出る皮膚疾患です。10 代の30~ 40%ほ どに発生します。原因はわかっていませんが年を取るにつれ、自然によくなるケースも見られま す。ニキビとまちがわれ ることもありますが、ニ キビは皮脂が詰まってアクネ菌が炎症を起こして いる状態なので、治療法 が異なります」

—治療法は?
「そのままにしていても重篤な状態にはなりま せんが、ザラツキが気になるようであれば皮膚科を受診しましょう。治療にはサルチル酸ワセリンや、尿素入りの軟膏を処方します。乾燥すると悪化することもあるので、こまめに保湿しましょう。まずは医師と相談し てください」

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