「第76回多形慢性痒疹の症状」2018年4月7日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第76回多形慢性痒疹の症状」2018年4月7日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第76回多形慢性痒疹の症状」2018年4月7日号の「リビング多摩」に掲載されました。

夜、眠れないほど激しいかゆみのある発疹に悩んでいます
「多形慢性痒疹」の疑いがあります

胴体部分に治りにくく、激しいかゆみのある発疹が出ることがあります。
この症状について日本 皮膚科学会認定皮膚科専門医の立川皮膚科クリニック・伊東秀記先生にききました。
「かゆみが長時間続き、特に就寝時は眠れないほど激しい症状がでる場 合、〝多形慢性痒疹(たけいまんせいようしん)〞の疑いがあります。腰からおしり、おなかの側面に 多く発症します。かゆみが強く、湿疹をかき壊して細菌感染をおこし症状が悪化、長期化することも。湿疹の形状は丸いものや棒状などが混在することから〝多形〞と呼ばれています」

―診断方法は?
「発疹の部分の視診、組織検査で診断します。他の疾患の影響がないか血液検査を行うこともあ ります」

―治療方法は?
「治療は、抗アレルギー剤やステロイド外用薬を処方します。テープで張るタイプのステロイド外用薬は持続的に浸透し、かき壊し予防にもなります。効果がない場合は症状に
応じてステロイド剤の内服薬、免疫抑制剤を内服する治療方法もあります。時間はかかり ますが、根気よく治療することが大切です」

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