「第79回シイタケ皮膚炎の症状」2018年7月14日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第79回シイタケ皮膚炎の症状」2018年7月14日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第79回シイタケ皮膚炎の症状」2018年7月14日号の「リビング多摩」に掲載されました。

バーベキューの後日、強いかゆみでかいた痕が発疹になりました
シイタケ皮膚炎かもしれません

夏は海辺や河原でバーベキューをする機会が増えます。楽しい時間を過ごしてから数日たって、激しいかゆみが表れることがあります。この症状について日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で、立川皮膚科クリニック院長の伊東秀記先生に聞きました。

—病名は何でしょうか?
「かいたあとが線状に赤くなってブツブツや細かい水疱ができているので“シイタケ皮膚炎”だと思われます。刺激によって発疹ができる、ケブネル現象がみられるのも特徴です」

—原因は?
「加熱が十分でないシイタケを食べたことが原 因です。まれにシイタケチップスやシイタケの戻し汁でも発症した例があります。発症の原因はまだ確定されてはいませんが、シイタケに含まれるレンチナンや、チロシン、チロシナーゼなどの成分が関与しているのではないかと思われます」

—治療法は?
「抗ヒスタミン薬やステロイド剤の外用薬を処方。かゆみがひどい場合はステロイド剤の内服薬を処方します。じんましん、皮膚筋炎でも似たような症状がでることもあるので、自己判断はせずまずは皮膚科の医師に相談を」

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