「第89回 酒さの症状」 2019年5月17日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第89回 酒さの症状」 2019年5月17日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第89回 酒さの症状」 2019年5月17日付 「リビング多摩 」に掲載されました

頬や鼻が真っ赤になりブツブツが治りません
ニキビなどではなく「酒さ」の疑いがあります

顔が真っ赤になり、浮腫を伴うこともある「酒 (しゅ)さ」について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で、立川皮膚科クリニック院長の伊東秀記先生に聞きました。

―症状は?
「頬やあご、鼻などの毛細血管が炎症を起こし 肌が真っ赤になります。30代から50 代に多く発症し、ニキビのようなブツ ブツが多発することも。また、まぶたが炎症を起こすなど眼型もあります」

―原因は?
「直射日光や寒冷など外的要因と、アルコール、香辛料などの刺激物の接種がきっかけとなることが多いです。また、精神的なストレスの影響が大きい場合もあります」

―治療法は?
「症状に合わせて抗生剤を処方します。治療中は、紫外線に当たらないように帽子、日傘、日焼け止めなどで紫外線対策をすることも重要です。ニキビと間違いやすい疾患ですが、酒さは面皰(毛 穴の詰まり)がありませ ん。ニキビだと思って自己判断でニキビの治療薬を使っても治りません。また似たような症状に酒さ様皮膚炎があります。これも別の疾患で、治療法が異なります。症状を鑑別するためにも皮膚科の医師に相談をしてくだ さい」

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