「第13回青年性扁平ゆうぜい」2013年1月5日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第13回青年性扁平ゆうぜい」2013年1月5日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第13回青年性扁平ゆうぜい」2013年1月5日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。

シミ状のものがたくさんできて盛り上がってきました。
ウイルス感染による「青年性扁平ゆうぜい」の疑いがあります。

 
顔面、手の甲などに皮膚からやや盛り上がった淡褐色のシミ状のものができることがあります。病名や治療の方法について日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記院長に聞きました。
 
「〝青年性扁平ゆうぜい〟と呼ばれるイボと思われます。やや隆起していることと、一度にたくさん出て患部の一部が直線状に並んでいる(ケブネル現象)ことで診断がつきます」

―原因は何ですか?
 
「ヒト乳頭腫ウイルスによる皮膚感染です。手でひっかくと次々に並んで発症し、体のどこにでもできます。ウイルス性ですが、感染力は弱く、他人にはほとんど感染しません。」

―どんな治療方法がありますか?
 
「液体窒素による凍結療法や内服薬による治療があります。シミに似ていますが、治療方法を誤ると悪化します。かゆみが出てきて自然治癒する場合もありますが、難治性で数年にわたり症状のあることも」

―若い人だけの病気でしょうか?
 
「ウイルス感染のため中年以降でも発症することがあります。治療方法は同じです」

2013年新春号 「リビング多摩」に掲載されました。