「第21回類乾癬」2013年9月14日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第21回類乾癬」2013年9月14日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第21回類乾癬」2013年9月14日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。

体にカサカサの発疹が何個かできてなかなか治らず気になります。
乾癬に似た症状の「類乾癬」の疑いがあります。

 
お腹や背中、お尻などの体幹に、円形でカサカサした大小の発疹ができることがあります。症状や治療の方法について、
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記先生にききました。
 
「なかなか治らない褐色でカサカサした発疹であれば〝類乾癬(るいかんせん)〟の可能性があります。よく似た皮膚症状に
〝乾癬、乾燥肌、アトピー〟があり、初期では見た目での区別が難しいですが病気の予後が異なるので注意が必要です。
患部にかゆみはなく、多くは成人になってから発症するのが特徴です。原因はわかっていません」

―どのように診断するのですか?
 
「皮膚の一部を採って組織検査をすると、病名が確定します」

―類乾癬と診断された時の治療法は?
 
「類乾癬は慢性の皮膚疾患ですが、早期治療により完治も可能な病気です。まれに〝菌状息肉症(皮膚悪性Tリンパ腫)〟
に移行するおそれがあるのが乾癬との違いです。
 
治療には外用剤を処方します。また、症状に応じて紫外線療法も併用して、症状をコントロールします。
菌状息肉症に移行し、病期が進むと、抗がん剤や放射線治療が必要になります。早めに皮膚科に相談を」
2013年9月14日付 「サンケイ多摩」で掲載されました。

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