第26回太田母斑」2014年2月22日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

第26回太田母斑」2014年2月22日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

第26回太田母斑」2014年2月22日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。

35歳女性、子どもの頃からある太田母斑の治療を考えています。
保険適応のレーザー治療があります。

目の周りや、頬などに青みを帯びたシミがあり、ファンデーションで隠して生活している人がいます。この皮膚症状について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記先生に聞きました。
 
「顔の片側(まれに両側)の目頭から額、頬などに広がるシミは〝太田母斑〟の疑いがあります。眼球の白目の部分にできる
こともあります。女性に多く、発症のピークは生後1年以内と、思春期のころです。シミの原因となっているメラニンが通常のシミよりも深い真皮内にあるため、青みがかっているのが特徴です」

―治療法方は?
 
「保険適用のレーザー治療があります。大きさや症状によっては、クリーム状の麻酔を使用します。3~4カ月空けて、複数回のレーザー治療が必要です。〝太田母斑〟に、通常のシミの治療や、美白剤などを使用しても効果はありません。
 
質問者が発症した時代の治療といえば、ドライアイスを使った〝雪状炭酸圧低法〟や皮膚を削り取る〝剥削法〟などで、皮
膚への負担が大きい治療法を選ぶしかありませんでした。現在はレーザー治療が主流です」

2014年2月22付 「リビング多摩」に掲載されました。

太田母斑