「第27回腋窩多汗症」2014年3月29日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第27回腋窩多汗症」2014年3月29日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第27回腋窩多汗症」2014年3月29日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。

洋服にシミができるほどの大量のワキ汗が悩み夏前に治療を始めたいのですが
「A型ボツリヌス毒素」による治療があります。

 
気温の上昇に伴い、日常生活に支障があるほど汗をかく人がいます。この症状について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記先生に聞きました。

「ワキに大量の汗をかき、洋服に汗ジミができてしばしば着替えることがあり、外出や仕事にさしつかえる…これらの症状は腋窩(えきか)多汗症〟の疑いがあります。
 
ワキの下には汗腺(エクリン汗腺・アポクリン汗腺)が多く存在しますが、体温調節を担うエクリン腺からの汗が必要以上に多いことによる疾患です」

―治療方法は?
 
「外用薬(自由診療、4860円)や手術、内服薬による治療法があります。〝重度の原発性腋窩多汗症〟と診断された場合は、〝A型ボツリヌス毒素注射〟による治療法があります。ボツリヌス菌がつくる天然のたんぱく質を有効成分とするA型ボツリヌス毒素をワキの下に注射して、汗を生じる汗腺の働きを弛緩させる治療法です。年に1~2回、繰り返し注射が必要です。本格的な夏を迎える前に皮膚科の医師に相談を」

原発性腋窩多汗症