「第30回皮膚筋炎」2014年6月28日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第30回皮膚筋炎」2014年6月28日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第30回皮膚筋炎」2014年6月28日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。

夏になったのに指のしもやけが治りません体のじんましんもよくなりません「皮膚筋炎」の疑いがあります。坑核抗体の血液検査を。
 
しもやけのように指の先がジンジンして冷感を感じ、アレルギーと診断された体のじんましんが、治療しても治らない
―そんな症状について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記先生に聞きました。
 
目の上まぶたなどや手の関節の上の皮膚に紫紅色の湿疹、手指の冷え・白色化(レイノー現象)、メカニックハンド(紅斑を伴うかさかさした指の皮疹)、特徴的なじんましんの様な発疹(イラスト参照)を発症した場合、〝皮膚筋炎〟の疑いがあります」

―どのような病気でしょうか?
 
「免疫異常により、全身にさまざまな炎症を引き起こす病気です。患者は女性が多く、30~60代にピークがあります。皮膚症状と筋肉症状があり、はじめに皮膚に症状が出ることが多いため、最初に皮膚科を受診する人が多いのですが、症状が進むと筋肉の炎症により筋力が低下します。具体的な症状は階段で足が上がりにくい、バスに乗りにくい、箸が持ちにくいなど。さらに肺炎をおこすことも。血液検査などで診断がつくので、必要に応じて投薬治療を行います。早期発見・早期治療が大切です。筋肉症状が出る前に治療開始を」