「第31回ニキビ跡」2014年7月19日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第31回ニキビ跡」2014年7月19日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第31回ニキビ跡」2014年7月19日号「リビング多摩」に医療コラムが掲載されました。

赤く腫れたニキビができて治りません跡が残るのではと気になります。
赤みやデコボコが残ることがあるので早めの治療開始を。

 
同じ場所に繰り返しニキビができてなかなか治らないことがあります。治療の方法について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記先生に聞きました。

―治りにくいニキビとは?
 
「炎症性のニキビが次々と多発して一度治っても同じ場所に繰り返し発症するものを〝難治性ニキビ〟と呼びます。
 
患部が炎症をおこし、さらに進行すると内部に大量の膿を持つようになります。炎症期間が長く、慢性炎症の度合いが強い
と治癒しても色素沈着が残ったり、クレーター状の皮膚のデコボコが残ることがあります」

―治療方法を教えてください
 
「慢性の炎症になる前の初期の治療が大切です。今ある肌の赤みが炎症によるものか治癒後の色素沈着なのかを診断し、炎症がある場合は抗菌剤を処方し、症状により抗生物質やビタミン剤を処方します。色素沈着による赤みやクレーター状の瘢痕にはレーザー治療があります(自由診療。赤み・両ほほ1万800円、瘢痕・両ほほ4万3200円)。赤みによっては、イオン導入(自由診療・5400円〜1万800円)でニキビ後の色素沈着や瘢痕を目立たなくします。症状によっては数回の治療が必要なので、医師に相談してみてください」