「第39回温熱性紅斑」2015年3月21日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第39回温熱性紅斑」2015年3月21日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第39回温熱性紅斑」2015年3月21日号の「リビング多摩」に掲載されました。

春になったら足に赤みのある網目状のものがあるのに気づきました。
熱刺激による「温熱性紅斑」の疑いがあります。

足のひざから下の皮膚に、赤みを帯びた網目状のものが出現することがあります。 
この症状について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・立川皮膚科クリニックの伊東秀記先生に聞きました。
 
「〝温熱紅斑〟の疑いがあります。〝火だこ〟ともよばれ、網目状のものは毛細血管です。部位は足片側だけ、外側だけ、
ひざの周辺だけとさまざまです。放置しておくと、次第に褐色に色素沈着をおこします」

―原因は?
 「熱刺激を長時間受け続けたことが原因です。冬の間、机の脚元に温風ヒーターやハロゲンヒーターを置いて仕事をした
り、ホットカーペットや赤外線こたつで寝るなど長時間、温熱機器を利用することにより発症することがあります。
冬よりも、春になってから症状が出るのが特徴です」

―治療方法は?
 「赤みが強く、炎症を起こしているときはステロイド剤の塗り薬を処方します。色素沈着を防ぐためにビタミンCなどの
内服薬を処方することもあります。また、似た症状の疾患があるので、的確な診断が必要です。まずは医師に相談を」
 

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