「第44回汗管腫・汗のう腫発生部位と組織図」2015年8月22日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第44回汗管腫・汗のう腫発生部位と組織図」2015年8月22日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第44回汗管腫・汗のう腫発生部位と組織図」2015年8月22日号の「リビング多摩」に掲載されました。

目のまわりのポツポツが汗管腫と診断されました
真皮の病変部に対する治療を行います

目のまわり、特に目の下に、ほぼ肌の色と同じで、平らに盛り上がったボツボツがたくさんできて「汗管腫」と診断されることがあります。この病気について立川皮膚科クリニックの伊東秀記先生に聞きました。
 「汗管腫は、皮膚の真皮内にある汗を出す汗管が増殖して発症します。表皮の下の
真皮内に、おたまじゃくし様の組織ができ、それが表皮を持ち上げて症状がでます。
真 皮内に病変があるので表 皮に薬を塗っても効果はありません。汗管腫と診 断されても良性腫瘍のた め、すぐに治療の必要はありませんが年齢とともに数が増え、
大きくなることも。患部が顔の中でも目立つ目のまわりの薄くてデリケートな
皮膚のため、美容的に治療を希 望する人も」

 ̶ どのような治療がありますか?
「円形メスによる除去手術を行います。また、真皮まで届くレーザー治療もあります
(自由診療・1個8000円)。

 似た症状に〝汗のう腫〞があります。皮膚の汗管が拡張して袋状の膿腫をつくる
もので、6〜9月の発汗量のふえるシーズンに悪化し、秋になると軽減します。
こちらの疾患には夏の間だけ、外用薬による対処療法を行うことも。詳しくは皮膚科の
医師に相談を」

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