「第53回弾性線維性仮性黄色腫の症状」2016年5月28日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第53回弾性線維性仮性黄色腫の症状」2016年5月28日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第53回弾性線維性仮性黄色腫の症状」2016年5月28日号の「リビング多摩」に掲載されました。

首や脇に黄色いポツポツとシワが目立ちます
弾性線維性仮性黄色腫の疑いがあります

膚の症状から、内科的疾患の早期発見につながる皮膚疾患があり、「弾性線維性仮性黄色腫」もそのひとつです。
この疾患について日本 皮膚科学会認定皮膚科専門医で立川皮膚科クリニックの伊東秀記先生に聞きました。
「弾性線維性仮性黄色腫の症状は、首の脇やわきの下などの線状または網状につながった黄色いポツポツ(ミカンの皮や、ニワトリの皮のようにみえる)と、皮膚が厚くなって
溝ができ、伸びて垂れ下がるのが特徴です。治療としては伸びた皮膚の切除があります」 ̶ 原因は?
「体の弾性線維の組織が壊れることにより、皮膚、眼、血管などがもろくなる病気で、
先天性の遺伝性疾患です。
 眼の症状としては網膜の色素線条があり、網膜の裏の組織が弱くなってひび割れたり、網膜剥離を起こして、視力が低下したり、腎臓の血管に病変があると高血圧、狭心症などを発症するケースがあります。
この病気で大切なことは、皮膚の症状から診断を確定し、眼、心疾患を早期発見し、
早期治療を開始することです。詳しくは医師と相談を」

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