「第67回無汗症の症状」2017年7月15日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第67回無汗症の症状」2017年7月15日号の「リビング多摩」に掲載されました。|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第67回無汗症の症状」2017年7月15日号の「リビング多摩」に掲載されました。

暑い日の外出時に脱力感、疲労感、めまいで倒れることも 発汗障害の
「無汗症」の可能性があります

夏本番を迎え、熱中症に注意が必要なシーズン到来。
脱力感、疲労感、めまいなど、熱中症に似た症状でありながら、発症時に体に汗をかいていない時は、別の疾患を考える必要があります。この症状について、立川皮膚科クリニックの伊東秀記院長に聞きました。
「気温が高いのにもかかわらず、広範囲の皮膚で汗が出ず、体温調節ができなくなる
〝無汗症〞の可能性があります。
全身の皮膚にはエクリン汗腺が分布して、気温上昇に伴い汗を分泌して体温を下げる作用があります。無汗症の場合、暑い環境にあるのに皮膚が乾燥していて汗をかかず、体に熱がこもり、脱力感、疲労感、めまい、動悸などの症状が現れます。
重度の場合、意識を失うことも。原因は不明ですが、自己免疫性疾患による発汗障害と
考えられています。症状によっては入院での治療が必要になることもあるため、皮膚科の医師に相談を」

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